Microsoft Power BIをダウンロードしたはいいけどつかいかたがわからない・・・と思う方は多いでしょう。ただPower BIは標準のソフトではないために、WordやExcel、PowerPointなどと比べるどうしても学習ツールが限られます。そこで今回の記事ではYoutubeなどの動画配信サイトや書籍などから筆者おすすめのものを7つ簡単に紹介します!Microsoft Power BIの学習に役立つおすすめYoutubeチャンネル3選Microsoft Power BIについてのYoutubeチャンネルは残念ながらExcelなど他ツールと比べて多いとは言えません。しかし中には業務効率化の一要素として扱うチャンネルや専門のチャンネルもあり、わからない動作があるときや最新機能のチェックをしたいとき利便性が高いものです。ここでは3つのYoutubeチャンネルを紹介します。いずれも初心者がPower BIの使い方を確認する際にも、ある程度使い慣れたユーザーがさらなる上達を図る際にも役に立つものとなっているので、確認してみるといいでしょう。Guy in a Cube%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FMikekdopYhE%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3EMicrosoft Power BIやMicrosoft Fabricを専門とするチャンネルです。マイクロソフトの従業員2名が提供する米国発のチャンネルですが、一部は日本語にも対応しています。通算登録者51.8万人(2025年10月20日時点)を誇り、この分野における人気チャンネルと言っていいでしょう。毎週水曜日と木曜日にPower BIとFabricの機能について動画が更新され、土曜日には視聴者の質問に答えるライブストリーミングを実施しています。Power BIについては初心者向けの講座から、自動化レイアウトの作成などの最新機能に至るまで多くのコンテンツが紹介され、Youtubeのチャンネルの中でも屈指の充実度を誇っています。Power BIレポートのTeamsへの統合、Web上でのモデル作成など知っておくと便利な事項も多いです。日本語コンテンツは限られるため、多少の英語力は必要ではあるものの、担当者であれば一度は覗いてみるといいかもしれません。ユースフル / 実務変革のプロ%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2Fpzkyp1nsDTo%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E法人研修スクールを運営するユースフル株式会社が提供する企業です。業務効率化のコツについての動画を数多く提供しており、直近ではCopilotやPower Automate、VBAなどの操作方法やショートカットキーなどの覚えておくと便利なコツが数多く動画になっています。Power BIについてもいくつか紹介されており、ダッシュボードの作り方な度いくつかの動画が存在します。残念ながら前述したGuy in a Cubeに比べるとコンテンツの数は少ないですが、日本発のチャンネルのため言語の心配がないというのは大きな強みです。またMicrosoftのほかのツールについてのコンテンツも多く、特にエクセルの便利な関数やパワポを用いた見やすい資料の作り方についての動画は役に立つと思う方も多いでしょう。Microsoft Power BIによるデータビジュアリゼーションの実現だけでなく、他の業務についても効率化を図りたいと思う方は是非ともアクセスしてみてください。Microsoft Power BI(公式チャンネル)%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FhxffziDVcLU%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3EマイクロソフトのPower BIチームによって発表されている公式のチャンネルです。およそ1か月に1度更新されて最新のアップデート情報について伝えているほか、新機能を中心に操作方法を紹介しています。Copilotとの連携やAzureMapの表示など他のMicrosoftとのツールとの連携についての動画が多いので、Microsoft365など多くのツールが契約の中に含まれている場合は大いに役立ちます。「そんなこともできるのか!」と試してみたくなる作業が多く、作業効率化の役に立てるでしょう。ただ日本語対応している動画は少なく意味不明な翻訳文がある、画面はすべて英語での紹介で、地理や日付表示など日本人の感覚ではなじみにくい素材もあるなど問題点も少なくありません。完全に内容を理解するには、ある程度の英語力を付けてから実践することをお勧めします。Microsoft Power BIの学習に役立つ書籍2選Microsoft Power BIの使い方を確認する本としておすすめなのは、現場での使い方をイメージしやすいコンテンツが含まれているものです。具体的には可視化方法やDAX関数などの使い方などが詳しく図解されるものをおすすめします。また購入してすぐに演習を始められるよう、サンプルデータなどが用意されたものを選ぶといいでしょう。特に初心者向けの入門書として知られる、以下2つの入門書をご紹介します。今すぐ使えるかんたん Power BI 完全ガイドブック(技術評論社)https://amzn.asia/d/gZk3r7IMicrosoft Power BIをはじめて学ぶ方向けに執筆された解説書です。ソフトのインストールに始まり、レポートの視覚化の方法や検索方法、Power BI DesktopやPowerQueryによるデータ整備方法、データ共有方法など主要機能をすべて紹介しており、サンプルデータを通じてこれらの要素を身に着けられるような内容になっています。後半の章ではビールの販売量や平年との気温差、桜の開花予想などの分析事例も紹介されており、今まで学んだ知識を実務として身につけるのにわかりやすい内容になっています。データ演習を使って学べるため、買った直後から操作感を試し、様々なスキルを身に着けることができます。基本をゼロから学びたいと思う方であれば、学習にとても役に立つ本になることもうってつけです。新人研修用として、会社においておくにもおすすめの一冊といえるでしょう。Power BIではじめるデータ分析の効率化(できるエキスパート)(インプレス社)https://amzn.asia/d/6C17WAJ「基本」「活用」「応用」の3部構成からなる、基礎から実践的なテクニックまで身に着けられることに定評ある参考書です。まず「基本」編ではエクセルのサンプルデータを使いながらレポートの作成方法を学ぶことができます。その次の「活用」編では時系列分析やPowerQuery、DAX関数など目的別に応じて章が分けられており、身につけたいスキルに応じて優先的に学ぶことが可能です。後からの振り返りにもわかりやすく、事典のような使い方も可能です。そして最後の「応用」編では、Power BIサービスへの発行やレポートの公開、有償プランで使える各種機能を紹介しており、会社全体に広げていくために必要な知識を身につけられます。各スキルにはスクリーンショットなどの図が多用されており、非常に読みやすいのが特徴です。Microsoft Power BIにはじめて接し、長く利用する参考書が欲しいという方におすすめです。Microsoft Power BIの学習に役立つその他の学習Microsoft Power BIの学習手段としては、Youtubeや書籍以外にも存在します。特に操作がある程度慣れてより実務で活かしたり、高度な操作を身につけたいという場合には別の学習方法をとる方が、初心者の時に見ていたYoutubeや書籍に頼るよりも身につけやすいことが多いです。。ここではより高度な知識を学べる場として、Udemyやココナラの講座について簡単に解説します。Udemy:Power BIオンライン通信学習サイトの「Udemy」でもPower BIについてのコースがいくつか存在します。Udemyは業務の第一線で活躍する講師によって幅広いソフトの利用方法を学べるのが特徴です。米国発のウェブサイトですが日本でも多くの利用者が存在します。筆者も所属している企業からPower BIを使用すると伝えられた際に、最初にアクセスして基本的な操作を学んだのがUdemyのコースでした。特におすすめなのがマスカワシゲル氏の講座です。Power BI Desktopの使い方についての入門講座「Microsoft Power BI Desktop 0 to Hero 入門から実践まで」は、初めてPower BI Desktopを触る方にとってはまさに入門と呼んでいいものだと思います。同講座ではデータの取り込みからフィルタやドリルダウンなどのデータビジュアリゼーションツール、ダッシュボードの作成、DAX関数の応用など初めて触る人でもPower BI Desktopの主要機能の多くに触れることができる、入門と言っていい教材です。またマスカワシゲル氏は貸借対照表や損益計算書の作成、マーケティングデータ分析に至るまでさまざまな場面においてPower BI Desktopを応用する実践的な講座も多く提供しています。マスカワシゲル氏に限らず、基本から実践までさまざまな目的に応じてさまざまな講座が用意されているので、自分のレベルに応じて使いやすいというのが魅力と言えます。サンプルデータが提供されている講座も多いため、動画を見ながら試したり復習したりすることも容易であるのも魅力です。ただ1コースあたりの価格は高く、1万円以上にものぼる価格がネックとなります。大幅値引きが行われるセールを狙って、いくつか購入して試してみるといいでしょう。ココナラプロスキルマーケットであるココナラにもいくつかPower BI Desktopに関する出品があります。多くはデータ分析そのものの代行となりますが、中にはPower BIによるレポート作成をサポートする、学習形式のものもございます。ビデオチャットでわからないことを講師の方に質問することも可能なので、自習するよりも操作が身につきやすいというのが大きな特徴と言えるでしょう。ただ、1時間ごとの課金制をとっている場合が多いため、多くのことを身につけようとすると多額の費用負担がかかるという問題があります。ある程度学習を進め、どうしても操作がわからないものについて相談するという形で使うといいでしょう。まとめMicrosoft Power BIの学習に役立つ動画や本は決して多いとは言えないですが、データビジュアリゼーションの需要の高まりによってコンテンツは次第に充実しつつあります。特に操作画面を確認しやすいYoutubeやUdemyなどの動画学習ツールは、今後ますます人気を集めることでしょう。また本記事で紹介した動画や本については、単にMicrosoft Power BIというサービスの操作だけでなく実際の実務にも役立つ知識も数多く紹介されています。ビジネスマンとしてのスキルを向上させたい方にもおすすめなので、ぜひとも一度手に取ってみたり、アクセスしてみてはいかがでしょうか。Power BIの学習・活用は、組織全体のデータ活用力を高める第一歩です。UDATA株式会社では、企業・教育機関向けのPower BI導入・研修支援を行っています。お問い合わせはこちらから。