Hotjarには、ユーザーの行動を可視化する機能だけでなく、評価や意見を直接集める機能があります。ヒートマップやセッションリプレイでは分からない「なぜそう感じたのか」を把握するためのものです。
管理画面では、この機能は「VoC(Voice of Customer)分析」としてまとめられています。その中に含まれるのがアンケート機能です。
本記事では、VoC分析のうちアンケート機能に焦点を当て、どのような種類があり、どのような情報を取得できるのかを整理します。

■アンケート機能とは何か
Hotjarのアンケート機能は、サイト訪問者に質問を表示し、その回答を収集する機能です。管理画面では「VoC(Voice of Customer)」内にあります。

アンケートでは、訪問者が画面上で選択・入力した回答が保存されます。
数値評価やテキストコメントがそのまま記録され、管理画面で確認できます。
取得できるのは、ページやサービスに対する評価や意見です。
使いづらいと感じた理由、満足している点、改善してほしい箇所など、訪問者の主観的な声を把握できます。
質問形式には、次のような種類があります。
- 自由記述(テキスト入力)
- 段階評価(例:1〜5で満足度を選択)
- 推奨度形式(0〜10で評価するNPS)
- 単一選択(ラジオボタン)
- 複数選択(チェックボックス)

これらを組み合わせて、目的に合わせたアンケートを作成します。
アンケート機能は、訪問者の声をデータとして蓄積し、あとから整理・確認できる仕組みです。
■アンケートにはどのような種類があるか
アンケート機能には、あらかじめ複数の形式が用意されています。

ゼロから質問を考えなくても、目的別の型を選ぶだけで始められます。
用意されている主な形式は次のとおりです。
- フィードバックボタン(常設して意見を集める)
- 出口調査(離脱時に理由を聞く)
- NPS(推奨度を0〜10で測る)
- CSAT(満足度を段階で測る)
それぞれ、聞く内容と表示タイミングがあらかじめ想定されています。
たとえば、ページ全体の印象を継続的に知りたいならフィードバックボタン。
離脱理由を把握したいなら出口調査。
サービスの評価を数値で把握したいならNPSやCSAT。
テンプレートがあることで、「何をどう聞くか」で悩まずに試すことができます。
形式ごとに表示方法や取得できる回答が異なるため、調査の目的に応じたアンケートを組み立てられます。
■フィードバックボタン形式で取得できる情報
複数ある形式の中でも、もっとも基本になるのがフィードバックボタンです。
フィードバックボタンは、指定したページに常設できるアンケート形式で、
ユーザーが任意のタイミングでボタンを押し、評価や意見を送信できます。

顔アイコンで直感的に評価を選べるため、回答の負担が大きくありません。
「このページは分かりやすかったですか?」のように、聞きたい内容に合わせて文言を設定できます。
取得できるのは次の情報です。
- 5段階の評価
- 評価の理由(自由記述)
- 回答したページのURL
- デバイス情報
- 回答日時
評価とコメントはページ単位で保存されます。
そのため、特定のページに低評価が集中していないか、どのような理由が挙がっているのかを確認できます。
同じ不満が繰り返し出ている場合は、改善が必要なポイントとして把握できます。
■まとめ
Hotjarのアンケート機能は、サイト上でユーザーの声を直接集めるための機能です。
テンプレートから形式を選び、評価やコメントとして回答を取得できます。
なかでもフィードバックボタンは、ページを見ている最中の感想をその場で収集できる形式です。
顔アイコンによる評価と自由記述を組み合わせることで、
「どのページで」「なぜその評価がついたのか」まで確認できます。
行動データだけでは見えない理由を明らかにし、
改善が必要なページを特定するための手段として活用できます。
今回はアンケート機能の概要と取得できる情報を整理しました。
次回は、実際の設定画面をもとに、表示場所や表示条件の決め方を具体的に見ていきます。
参考
Hotjar(Contentsquare)公式ヘルプ
https://support.contentsquare.com/hc/en-us/articles/37271694349969-Introduction-to-surveys
アンケートは集めるだけではなく、他の行動データとどう結びつけて読むかが重要です。
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