当社では Power BI を活用し、データの力で市場動向を多角的に可視化しています。今回ご紹介するのは、外部公開されている Kaggle(カグル) のビデオゲーム市場のデータを可視化することで、ジャンル・パブリッシャー・地域ごとの特徴を一目で把握できる分析基盤を構築しています。今回のダッシュボードでは、世界市場と日本市場の違いを中心にインサイトを抽出しました。マーケット全体の規模総タイトル数は 11,560、世界売上は 8,920M本、そのうち日本売上は 1,300M本。日本市場は世界全体の約 15% を占めており、独自の嗜好と強力なタイトル群によって存在感を示しています。ジャンル別の特徴世界市場では「アクション(19.5%)」「スポーツ(14.9%)」「シューティング(11.8%)」が三大ジャンル。日本市場では「RPG(27.4%)」が突出し、次いで「アクション(12.4%)」が続きます。➡ 日本では RPG人気の高さが世界と大きく異なる傾向を形づくっています。パブリッシャー別の構造世界市場では 任天堂(1,788.8M本) が圧倒的で、続いて EA(1,116.9M)、アクティビジョン(731.1M)。日本市場においても任天堂タイトルが強さを見せ、トップ10タイトルの大半を占めています。➡ 任天堂は「世界的リーダー」であると同時に、日本では文化そのものに根差した存在です。日本のトップタイトル日本市場のランキングでは、ポケモン赤・青(10.22M)ポケモン金・銀(7.20M)スーパーマリオブラザーズ(6.96M)と続き、ポケモンとマリオが不動の二大ブランドとして市場をけん引してきたことが明らかです。時系列で見る市場の盛衰売上推移をみると、2005〜2009年に世界・日本ともにピークを迎えています。この時期には家庭用ゲーム機が隆盛を極め、年間600M本規模の売上を記録しました。その後2010年代以降は下降に転じ、デジタル配信やモバイルゲーム台頭による市場変化が見て取れます。最後に:Power BIがもたらす「データの物語化」今回の分析では、世界と日本それぞれのゲーム市場を数字として比較しました。しかし、数字だけを並べただけでは、市場の全体像や地域ごとの特徴を一目でつかむことは容易ではありません。そこで力を発揮するのが Power BI の可視化機能 です。ジャンル構成の違い、パブリッシャーの勢力図、時系列での市場推移など、複雑なデータをグラフやチャートに変換することで、「状況を直感的に把握し、次の行動に活かす」 ことが可能になります。単なる数字の羅列からは見えにくい「市場の物語」を浮かび上がらせること。それが Power BI の強みであり、データドリブンな意思決定を支える大きな武器となるのです。UDATAは、マーケティングとテクノロジーの両面から貴社の成長をご支援します。詳細は こちらのお問い合わせフォーム からご連絡ください。